2004.6.5
からあげくんローソクの作り方

やかん
資源ゴミにされそうなアルミやかんを再利用する
 ジューシーで香ばしい老尊櫛ケ浜店のからあげくんを作ったあとの天ぷら油でローソクを作り、舟歌の世界や、明かりのある暖かいひとときを楽しみましょう。
 各家庭では、使い終わった天ぷら油が出たら、テンポイで固めましょう。それで同じように作ることができます。
 では、櫛ケ浜店の例で紹介します。各家庭は火傷とか火災に気をつけてまねしてください。まず、資源ゴミに出される予定だったアルミのやかんを保護します。櫛ケ浜店で固められた天ぷら油をこのやかんに入れ、温め直し、溶かします。


ゴミ袋
徳山市指定燃えるゴミ袋の木綿ひもを集める
 ローソクの芯にする木綿ひもを徳山市指定燃えるゴミ袋から回収します。櫛ケ浜地区では、ひもでくくるとゴミがたくさん入れられないという理由で、クラフトテープでとめる家庭が多く、木綿ひもが保管されています。

ひも
回収された木綿ひも
ひも
ひもを3つに折る
ひも
3等分する
ひも
ひもを撚る
ひも
半分に折って撚り合わせる
ひも
出来た灯芯
これでローソクの芯の出来上がりです。芯に竹串を通しアルミ缶に垂らします。やかんで天ぷら油を注ぎ、固まれば出来上がりです。
串
老尊櫛ケ浜店のおいしいおでんを買って竹串を集めます
芯と串
先ほど作った灯芯に竹串を通します
アルミ缶
缶ビールを飲み干し、底から4cm位で切ります
串芯缶
できたアルミ缶のカップに灯芯を垂らします
芯を固着
やかんから天ぷら油を缶底から深さ1cmほど注ぎ
芯を缶底に固着
完成
底の油が固まったら上端から5mm位まで注ぐ
これで冷めて固まれば出来上がりです
燃焼
惜し気もなく燃える、からあげくんローソク
燃焼
しっかり燃える、からあげくんローソク

応用例

竹筒
500mlのアルミ缶でかぐや姫風ローソク
グラスキャンドル
ガラス瓶やコップで作ったグラスキャンドル
格子行灯
格子行灯:深さ1cm直径3.5cmのアルミ容器に入ったローソクを使用しますが
使用後の容器を利用して、からあげくんローソクを作って再使用してます
らんぷ
ランプ風照明器具2種:同じく小さい容器でからあげくんローソクを作ります
角硝子行灯
角型模様硝子行灯
グラスキャンドル
グラスキャンドル「ムードメーカー」
キャンドルスタンド
キャンドルスタンド
アジアン行灯
アジアン行灯(これは電球が入ってます)

大変良く燃えるので、くれぐれも、火災と火傷に注意して、お楽しみ下さい。言い忘れましたが天ぷらの匂いが立ちこめますので、御承知置下さい。
追伸:煤もよくでます。解決方法は灯芯を細く撚ることです。
実作者の御注意で、アルミ缶の切り口は鋭利なので、怪我をしないようにとの助言がありました。
成功をお祈りします。
 
からあげくんローソク点灯
きえもん竹灯籠
ブラックイルミネーション
ペットボトル灯籠
村井喜右衛門