2007年6月21日thedailynewshunan長崎
香焼町の人たちと前列左から加藤、青木、有馬さん
櫛ケ浜の華雲塾が香焼町訪問 講演やミニ物産展 村井喜右衛門の縁で
周南市櫛ケ浜のまちづくりグループ、華雲塾の青木義雄塾長と有馬嗣朗さん、加藤真教さんが16、17両日、長崎市香焼町を訪れ、香焼公民館で開かれていた第3回香焼食文化まつりに参加した。同町は藩制時代、長崎港沖に沈んだオランダ船を引き揚げた櫛ケ浜出身の村井喜右衛門ゆかりの地。青木さんが「櫛ケ浜の村井喜右衛門と香焼」の演題で講演し、ふぐ汁などのミニ物産展も開いた。
喜右衛門の活躍は当時、長崎奉行や幕府からも讃えられ、ヨーロッパにまで伝えられた。今回の交流は原江寺住職の有馬さんの友人が香焼町におり、これまでも何度か訪れていたことから住民同士の交流として実現した。
青木さんの講演は16日夜開かれ、喜右衛門がなぜ長崎に来たのか、藩制時代からの櫛ケ浜と香焼のつながりなどを話して40人が聞き入った。
またミニ物産展は17日のバザー、ふるさと楽市で開き、ふぐ汁やふぐ竹輪ふぐひれなどを並べて人気を集め、有馬さんは「次は櫛ケ浜の行事に香焼町から参加してもらうなど交流を続けたい」と張り切っている。
華雲塾香焼町訪問1
村井喜右衛門