浜崎おたから博物館3
御船倉


御船倉は藩主の御座船を格納した場所で、慶長13年(1608)の萩城築城後まもなく建設されたと思われます。構造は両側と奥に玄武岩で堅固な壁を築き、上部は本瓦屋根を葺いており、大きさは桁行き26.9m、梁間8.8m、高さ8.8m、石垣の厚さは6mあります。
現在は大船倉が1棟残っているだけですが、享保年間(1715〜35)作成の萩城下町絵図には3棟、天保年間(1830〜43)作の「八江萩名所図画」には4棟の船倉が描かれています。
現在は明治以後の埋め立てのため河岸から100m離れたところになりましたが、往時は松本川に面して船が自由に出入りしていました。屋根を備えた藩政時代の御船倉が残っているのは全国でもここだけです。
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