2002.07.31発売「週刊再現日本史」
週刊TIME TRAVEL
再現日本史江戸3の2(1794〜1799)
2002.08.13発行 表紙
「喜右衛門」週刊誌に初登場す
7.31(水曜日)に発売された講談社「週刊再現日本史」のコラム「時代の証言者」に喜右衛門が取り上げられた。
本文33ページ
「時代の証言者」
村井喜右衛門(左上)
時代の証言者
村井喜右衛門
(47)
(むらいきえもん)網元
寛政10年(1798)12月29日
「この節、オランダ船の引き揚げ、各々様より諸雑費入用等の件、御尋ねくださいましたことは、承知いたしました。しかしながら、決して雑費にかかわらず、引き揚げが終わってから、御上様より御褒美として、オランダ人が来秋渡来の時、相応の祝儀等をいただくのは別として、私から入用の金銀等は要求する所存は毛頭ありません」(口上覚)
オランダ東インド会社が雇ったアメリカ船「イライザ号」が、長崎を出港してまもなく、嵐に巻きこまれて座礁・沈没した。船内には大量の樟脳と銅が積みこまれていたため、オランダ人は引き揚げを決意。この引き揚げ作業は難事業だったが、それを無償で引き受けたのが、長崎近海に勢力を張る防州(徳山市)の網元・村井喜右衛門だった。 (山崎行太郎)
30ページ寛政10年(1798)年表
32ページ寛政11年(1799)年表
42ページCONTENTS
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