2007年10月12日the daily new shunan ●周南徳山● 大津島巡航の新造船 「鼓海2」が刈尾沖に乗り揚げ
11日午後7時15分ごろ、周南市大津島の刈尾港の東方約500mの海上で、大津島巡航(社長・島津周南市長)の旅客船「鼓海2」(吉田輝満船長、59t)が浅瀬に乗り揚げ、浸水して船体が傾いたため、徳山海上保安部の要請で出動した徳山通船が午後8時10分、乗客7人を救助、刈尾港に上陸させた。12日朝も鼓海2は現場から離れることができず、同社は予備船の回天を代替運航させている。 鼓海2は4月に就航したばかり。徳山港から馬島まで18分で走る高速船で、乗員3人、乗客定員150人。毎日、徳山港ー大津島間を5往復している。 同保安部の調べでは午後6時50分に徳山港を出て刈尾港に向かったが、刈尾海水浴場沖で浅瀬に乗り揚げて浸水し、右舷側に5度以上傾斜した。午後10時半に作業船が到着、船体を安定させる“船固め”をしたあと船員も退船した。その後は巡視船くろかみが近くで警戒し、サルベージ会社の技師、潜水士が撤去に向け船体を調査している。事故当時、海上は晴天で視界もよく、海上は平穏。同保安部で原因を調べている。 | |
2007.4.5 the daily new shunan ●周南徳山● 4.16から徳山港−大津島に就航 4.13鼓海2の出航式と就航式
周南市の徳山港と大津島各港を結ぶ大津島巡航船の19年ぶりの新造船、鼓海2(59t)の出航式が13日午前10時45分から徳山港で開かれ、16日から就航する。 鼓海2は長さ25.7m、定員150人。現在の鼓海と回天に代わって徳山港−大津島間を5便が往復し、これまで22分だった徳山港−馬島港間を18分で結ぶ。フェリー新大津島も往復4便が運航する。 新船は2億4548万7000円で、鉄道建設・運輸施設整備支援機構が9割を負担し、耐用年数内に大津島巡航が返済する。回天は予備船になる。 一昨年10月から1年間の利用者数は13万7276人だったが、鼓海2の船内はバリアフリーで、車椅子用のトイレやスロープ、電動リフトも備えている。 13日は出航式のあと11時半から馬島港で就航式もあり、祝賀会やアトラクション、もちまきで祝う。 | |
新造船「鼓海2」 | |
新造船「鼓海2」 | |
新造船「鼓海2」 | |
明日の出航式の看板を弘中工芸店が取り付けている | |
そこへ現「鼓海」が帰って来ました | |
現「鼓海」から乗船客が降りて来ました | |
しっかりした、現「鼓海」の船名を撮っときます、引きがなくて1字づつ | |
最後に、現「鼓海」です 大津島巡航フェリー「鼓海」 総トン数59.00 主機関馬力1,140 航海速力15.0 旅客定員200 積載可能車両数0 就航年月日1989.3.1 | |
2007.2.14大津島巡航船「鼓海」の画像を確保しました | |