2004.4.21 the daily new shunan ●周南徳山櫛ケ浜●
櫛ケ浜のアサリから貝毒
県水産課が注意呼びかけ
県水産課は20日、周南市櫛ケ浜でアサリから食品衛生法の基準値を上回る貝毒が見つかったと発表した。この海域ではアサリの生産業者はいないため市民がこれらのアサリを買うことはない。しかし住民がアサリ、カキ、ムラサキガイなどの二枚貝を採って食べる可能性があるため注意を呼びかけている。
この海域でアサリなど二枚貝に貝毒を発生させるプランクトンが見つかったため調査し、アサリのむき身から1g当たり9.69マウスユニットの毒量が確認された。4マウスユニット以上の貝は健康を損なう恐れがあるため食品衛生法で販売を禁止されている。周南地区の貝毒は1997年(平成9)以来7年ぶり。